ガラスの器―インテリアとしてのアート―

ガラスの器―インテリアとしてのアート―

風鈴の音色が心地よい季節になりましたね。

暑い夏には涼しげなガラスの小物を使いたくなりませんか?

今回のブログのトップページに載せたガラスの器は、ガラス作家のルピナスさんの作品です。見ているだけでなんとも涼やかな気持ちにさせてくれます。

ルピナスさんは、主に徳島県で活動されていて、マルシェやギャラリーなどで出店されている方です。

透明なガラスに繊細な描線が生み出す美しさはまさにアート。

ガラスというとどこか直線的なイメージがありますが、ルピナスさんの器はどれも曲線的な優しさがあって、その優しいフォルムの反射でなんともいえない不思議な魅力の光が出来ます。その光の陰影は見る角度によって様々な表情を見せてくれます。

こちらの画像はシーズンシーのインスタグラムでも紹介させてもらった器です。

曲線で動きを出し、波打つように見える器は圧巻です。

まさに一点物のアート。

同じ形の器でも、表面の柄によって印象が全く違います。器に表情があるようで、この器に何を盛りつけるか考えるだけでわくわくします。
素材を引き立たせる透明な力と器自体のアートな力でまるで一つの作品かのようにも見えます。

実際に料理を盛り付けた様子を見てみると、器によってこんなに美しく見えるのかと驚きました。料理に限らず、さぞその物の良さを引き出してくれることでしょう。

ルピナスさんは器だけでなく風鈴やガラスのアクセサリーも制作されています。

風鈴は、形やガラスの厚みによって音色も様々で同じものは二度と作れないそうです。その風鈴にしか出せない音があるとは神秘的で特別な感覚がします。見た目も音も自分だけの特別を見つけたいですね。

また、オリジナルグラスも制作されていて、名前入りのペアグラスは一つずつでもすごく素敵なのですが、二つ並べたときの計算された一体感が素晴らしいです。

二度と同じものを造ることができない、一つ一つそのものが特別なガラス作品の魅力。

インテリアを少し変えてみることで気持ちが爽やかになったり、少し楽しくなったり。

インテリアにはそんな力があると思います。

ガラスのインテリア、きらきらしていて、本当にきれいですね。