World Exhibition 2021 にマユ ワッレンさんが出品しました!!
- 2021.05.17
- その他
2021年4月27日(火)〜5月2日(日)まで東京都 豊洲シビックセンター1階ギャラリーにて開催されたアート展、 World Exhibition 2021 にマユ ワッレンさんが出品しました。
アートによりアジアとの交流を図ろうという主旨で、Asian Artist Networkが主催、アートスペース銀座ワン共催で開催された企画です。アジアのアーテイスト56人の作品を集めた展覧会で、海外からはインドネシア、バングラディッシュ、中国、ベトナム、韓国、タイなど多数の作家が出品しており、今社会情勢の厳しいミャンマーの作家さんなども参加されました。
展示会場の中でもひときわ目を惹く作品、画面から飛び出してきそうな元気いっぱいの愛くるしい子どもの顔。その表情から視線の先に愛おしいものを見ていることが手にとるように伝わります。こちらは、マユ ワッレンさんの「Big Kiss」という作品です。
マユさんの作風は、日本画と油絵の両方の要素を組み込んで造りだされたもので、マユさんにとって最も身近で最も大切なものを対象に愛を込めて描いています。
線で描く日本画の画風でダイナミックな油絵を描く事によって、独特の線、色遣い、陰影が生み出されます。そこから奥行、立体のある作品が出来上がるのです。
今作品「Big Kiss」の独特な陰影と色使いはオーロラのように神秘的で、幾重にも重なる曲線の優しさで包むように愛しい子どもの瞬間を見事に切り取っています。
細やかな日本画の技法を用いた沢山の大胆かつ鮮やかな線、そこに躍動感を感じる紅色の唇の力強さ。繊細なやさしさが生み出す鮮やかな生命力が感じられます。
そこにキュートな表情が加われば、見るものを思わず笑顔にさせる幸せな感情を運んでくれます。
こちらのリンクは香取淳子さんの公式サイト内のWorld Exhibition 2021のレポートです。印象に残った作品として、マユ ワッレンさん(文中 ワッレン真由)の「Big Kiss」「Funny Face」が紹介されています。
「Funny Face」のおどけた表情もとても可愛らしく、元気いっぱいのエネルギーに満ちた作品です。子どもの造り出す表情は斬新で、思わずその瞬間を切り取って描きたいと思うほどに気持ちを高ぶらせてくれると同時に、すっと心を癒してくれるものなのだとこの絵を見て改めて思いました。
※2021年5月2日 香取淳子公式サイトより
マユ ワッレン
京都市立芸術大学美術部にて自己表現の場として油絵を専攻する。
出産を期に、京都市立芸術大学卒業生東海支部グループ展『花と土と人展』にて活動を再開し、現在は絵を描く事でたくさんの人と繋がることのできる喜びを感じている。彼女の絵は、絵を描く事で新たな世界と出会える!自分で魅力的な世界を造り出したい!というバイタリティーの強さの元で制作され、今日も新たなワクワクドキドキを具現化している。
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